もくじ
オクラの季節!沖縄は5月頃になると安くて、おいしいオクラが店頭に並びます。
そして、オクラの季節になるとせっせといろいろなオクラ料理を作ります。シンプルに茹でたり、イタリアン風に味付けしてグリルしたり。その中でもお気に入りの料理はオクラカレー!?
オクラは家庭菜園に2−3本を植えただけでもたくさん収穫できます。収穫期のピークは消費が間に合わないくらい。お店でも旬の時期はリーズナブルな価格で出回るのでついついたくさん買ってしまいます。そんな時はこのカレーを作ってオクラを大量消費するわけです。
少ないスパイスでできるし、カレーにすると大量のオクラもパクパク食べれます。
ネバネバ系が苦手なだんなもオクラカレーは喜んで食べるくらいおいしいのです。
好みですが作り置きには向かないかも
当然オクラはネバネバ系の野菜なのですが、作りたてのカレーソースはそんなにネバネバではないです。でも、煮込み過ぎたり、作り置きするともったりなカレーになります。もったり感が好きな人もいると思うのですが、私はどちらかというとオクラの歯応えが楽しめる作りたてのカレーの方が好きです。
最初にオクラを炒めるのですが、火は最後にソースに入れればちゃんと通るので弱火で炒めるより、強火で炒めてわざとこんがりな焦げ目をつけるのが好きです。
辛いのが好きな人は、スパイスにチリパウダーを加えてもよいかと思います。今回は乾燥させた島唐辛子があったのでそれをテンパリングに使いました。
テンパリングとは
スパイスをオイルと炒めてスパイスオイルを作ること。
鍋やフライパンに熱した油したら、ホールスパイスを入れます。そうすると、スパイスの香りが油に混ざります。この油でカレーを作ると、スパイスの香りが全体に広がりとっても美味しいカレーができます。
使うのスパイスは、ホールスパイス。ホールスパイスはいつも使っているパウダースパイスの元の姿。
上の画像は、ガラムマサラを作る前にフライパンでホールスパイスを炒るときに撮ったもの。
長細い手前のスパイスがクミンシード、奥の丸いのはコリアンダーシード、スターアニスにシナモン、クローブにカルダモンもあります。スパイスをよく使うようになったら、ホールスパイスを購入しミルやグラインダーでパウダースパイスを自分で作るのがおすすめです。

少ないスペイスで作るオクラカレー
作り方
- オクラ洗い、水気を切ったら斜め切りする。
- 鍋に大さじ1の油を熱しオクラを炒める。この時分量外の塩をひとつまみ。ちょっと焦げがある方が好きなので焦げ目を付くまで炒めたらボールに移して取っておく。
- 鍋に大さじ1の油をまた熱し、マスタードシードとカレーリーフを入れる。マスタードシードがパチパチ弾けるので蓋をしたほうがよいです。あまり弾けなくなったら玉ねぎを入れる。
- 焦がさないように玉ねぎを炒め、透明になってきたらにんにくとしょうがを加えてさらに炒める。ここが出汁やブイヨンを入れなくても美味しい旨味のポイントなので焦がさないようにがんばって炒める。
- たまねぎがになったら、トマトと塩を加える。トマトが崩れるまで10ー15分ほど煮込む。
- ココナッツミルクを加えて、よく混ぜたらオクラを加える。さっと混ぜて味をととのえたらできあがり。