豆腐チーズで作るクリーミーなのにめちゃくちゃ満足できるほうれん草カレーを紹介します。
サグパニール(Saag Paneer)は、インド料理の一つで、ほうれん草やその他の青菜(サグ)をベースに、パニールというインドのカッテージチーズを加えたカレー風の料理です。この料理は、クリーミーでスパイシーな味わいが特徴で、ベジタリアンにとっても人気。
今回はこのパニールを豆腐チーズに置き換えて作りたいと思います。
サグパニールの特徴:
1.サグ(Saag)
「サグ」とはヒンディー語で青菜を指しますが、一般的にはほうれん草を使います。場合によっては、カラシナやメティ(フェヌグリーク)などの青菜も混ぜて使用します。私が住む沖縄ではカラシナがよく売っているので、ほうれん草とカラシナを半分ずつ使うこともあります。
2. パニール(Paneer)
パニールはインドで広く食べられている新鮮なチーズで、柔らかくも弾力があり、調理中に溶けないのが特徴です。この料理ではパニールを角切りにして、油で軽く焼いたり、そのまま使用したりします。沸騰した牛乳にレモン汁を混ぜて、それを布で濾すと家でも手軽にカッテージチーズができちゃいます。今回は豆腐チーズを使っていきます。
3. スパイス
サグパニールには、ターメリック、クミン、ガラムマサラ、コリアンダー、ジンジャー、ニンニクなどのスパイスが使用されます。これらが青菜の風味を引き立て、深い味わいを生み出します。
4. クリーミー
仕上げに生クリームやヨーグルトを加えることが多く、滑らかな食感とリッチな味わいが楽しめます。今回は豆乳を使いましたがオーツやアーモンドも使えます。カシューナッツミルクで作るとよりクリーミーな仕上がりになります。
食べ方:
– ナンやロティと
サグパニールはナンやロティと一緒に食べるのが一般的。
– ライスとも
バスマティライスのような長粒米とも相性が良し。
ほうれん草やカラシナなど栄養価の高い野菜をたくさん使うので、とってもヘルシー。菜食主義者や青菜が好きな方に特におすすめの一品です。

豆腐チーズで作るサグパニール
道具
作り方
- フライパンを熱してからオイルを入れ、クミンシードを油に加える。クミンシードの周りに泡が出て、香りが出てきたら玉ねぎを加え10分ほど焦げないように炒める。
- 塩、しょうがとにんにくを加え、混ぜ合わせながら炒める。
- よく馴染んだら、トマト、ガラムマサラとターメリックを加え混ぜ合わせながら炒める。
- ほうれん草を加えて、しんなりするまで炒める。
- 半分をミキサーに移し、ミルクを加えてなめらかになるまで混ぜ、フライパンに戻す。
- 別のフライパンを熱し、少量の油で豆腐に狐色の焦げ目をつける。
- 豆腐をほうれん草のカレーに加え、塩で味を整え一煮立ちしたら出来上がり。