炒め煮のことを沖縄ではイリチーといいます。よく見かけるのが昆布をイリチーするクーブイリチー。沖縄ではお弁当とかの副菜によく入っています。
イリチーをゴーヤとスパイスで作ったこの一品。ゴーヤ2本分くらい作っても大好きなのでむしゃむしゃ食べてしまします。これを副菜にしてメインにカレーがあったらもう最高で、カレーとご飯を絡めて食べるとたまらない美味しさ。
実は、このレシピは地元にあるスリランカ料理のお店で食べたゴーヤ料理にインスピレーションを受けています。ランチで入ったお店のランチプレートについてきた副菜がゴーヤだったのですが、スパイスとゴーヤって結構合うんだなー。もっと食べたいなぁ、と思って家でこんな感じかなと作ってみたのが始まりです。
作り方はゴーヤチャンプルを作るよりも簡単。使うスパイスも結構少なめで、テンパリングにマスタードシードとクミンシード。あとは味付けでターメリック、クミンパウダー、コリアンダーパウダーを使います。
最初にさっと炒めるだけなので使用する油も少なめ。低脂質で慢性膵炎のだんなも全然大丈夫。
カレーを作ったけど、副菜が欲しいなとかゴーヤを使い切りたい時におすすめの一皿です。
ゴーヤとスパイスのイリチー
炒め煮したゴーヤとスパイスが絶妙のバランス!
道具
- 1 無水鍋 あったら鍋は無水鍋が理想です。なければ蓋付きの鍋でもOK!
作り方
- 鍋を熱してからオイルを入れる。弱火〜中火で熱したオイルにマスタードシード、クミンシードを加えて鍋の蓋をする。パチパチとスパイスが弾ける音が収まるまでスパイスを熱する。(テンパリングするといいます)
- ゴーヤ、たまねぎとにんじんを入れてオイルとよく混ぜ合わせたら蓋をして蒸し煮する。無水鍋だと水を入れなくても野菜だけの水分で焦げずに調理できますが焦げそうになったら大さじ1−2の水を入れててください。
- 焦げないように時々様子を見ながら10分ほど蓋をして調理。
- コリアンダー、ターメリック、クミンシードパウダーを加えてよく混ぜ、さらに5分ほど蓋をして蒸し煮する。最後に味を塩で整えて完成。
Notes
- スパイスは好みで量を調整してください。ただし、ターメリックを使いするぎると苦くなるので注意。
- ゴーヤが苦いと感じる人は、イリチーする前に塩を少し入れた水にゴーヤを入れてアク抜きすると食べやすくなります。