ソムタム、ヤムウンセンにタイカレー。タイに住んでいたことのある旦那もそうでない私も大好きなのがタイ料理。そのタイ料理に欠かせない調味料のナンプラーは、カタクチイワシを発酵、熟成させた魚醤。このなんとも言えない臭ーいフィッシュソースをヴィーガン仕様にできないかなぁとずっと思っていました。
今や田舎の業務スーパーでもナンプラーは売っているけど、ヴィーガンバージョンができればそれに越したことはない訳で。
でもあのエグい味はどうやったら再現できるのか?
ナンプラーって、それだけ味見してみると魚の臭み、うまみや塩分が感じられます。これをヴィーガンで再現するにはどうしたらよいのか。。。。カタクチイワシを発酵させているということは、代替えのヴィーガン発酵食品はなんだ!と思いついたのが、マーマイ!
マーマイト 瓶入り 125g
756円
しかし、125gでこの値段はちょっとお高め!でもどこかの通販で酵素とかかったら小さなパッケージにちょろっと入って結構な金額なのでそれに比べたら普通ですかね。
*写真はアマゾンにリンクしています。
イギリス人にとって、なんだろう、、納豆のような存在でしょうか。イギリス人のだんながいる我が家には常備されています。
義母は風邪をひくと、体に良いということで白湯にマーマイを混ぜて飲みます。匂いを嗅ぐとウエッて感じなのですがこれ、ナンプラーに似ているかも?!
本家イギリスのものは濃い茶色をしており、粘り気のある半液状で塩味が強く、独特の臭気を持つ。主にトーストに塗って食されるほか、クラッカーに塗る、スープに溶かすなどの利用法もある。イギリス全土に加えニュージーランド、オーストラリア、アイルランドなどの旧英国領では大衆食として広く愛されているほか、最近ではそれ以外の地域でベジタリアン向けの食品として需要が増えつつある。
Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/マーマイト
この独特さ、いける気がします。
マーマイトを使ったほうが、ナンプラーに近い気がするのですが、豆を蒸して発酵、塩漬けにした豆鼓や甜麺醤も使えると思います。
そんでもって決め手に豆腐よう
エグくて旨味があって、身近な食べ物といえば豆腐よう。昔、父が酒のつまみに食べてましたね。沖縄の珍味なので一番近くの小さなスーパーにも売っています。もしかして、沖縄物産店でなくても本土のスーパーにも置いてあるのかな?なかったら、ネットでも買えます。
沖縄の豆腐ようでもいいけど、おすすめは中国の腐乳。もともと沖縄の豆腐ようは中国の腐乳が由来しています。中国の腐乳は、沖縄のようにちびちびと食べるだけではなく炒め物、お粥や調味料などにも使われているのです。豆腐ようは、珍味で一部の人しか口にできなかった食品ですが腐乳はもっと大衆的でカジュアルに親しまれていたようです。 そのため、たくさん入ってお値段もお手頃。
王致和 大塊紅腐乳 340g×2個
1,039円 王致和 は北京のよく知られているメーカーです。安くてたくさん入っているからいろんなものに入れられますね。
*写真はアマゾンにリンクしています。
ヴィーガンナンプラー
道具
- 1 ガラス容器 醤油差し程度の大きさが便利です。
作り方
- 小さめの鍋に分量の容と昆布を入れて、30分ほど放置のち弱火で火にかける。沸騰寸前で昆布を取り出す。(器に容量の水と昆布を入れて一晩冷蔵庫で寝かせるでもよいです)
- 残りの材料を入れてよく混ぜ、一煮立ちさせたら出来上がり。普通のナンプラーと同じように使ってください。