イギリスでも大人気のクルマカレーのレシピを紹介します。
少ないスパイスと野菜でできる、とっても美味しいベジタリアンカレーです。
イギリスには、小さい町でも美味しいインド料理のお店が必ず一つはあるのではないか?と思うほどたくさんレストランがあります。
総称してインド料理とイギリス人も言っていますが、実は地方によってはインドよりもパキスタンやバングラディッシュの人がやっているカレー屋さんの方が多かったります。
英領インドとして同一の政府の下に置かれていたことがあるため、イギリスとインド、パキスタン、バングラディッシュには長い移民の歴史があるのです。当然、この歴史はイギリスの食文化にも影響をしていて、クルマカレーやチキンティカマサラがイギリスの真の国民的料理と言われいます。
いろいろな料理があるようにインド、パキスタンやバングラディッシュにも地方によって特徴があります。南インド料理は、内陸と違ってエビや魚を使った料理が多かったり、同じような料理でも地方によっては呼び方が違ったりと知れば知るほど奥の深いインド料理の世界。
イギリスから帰国した後も美味しいカレーが食べたくて、いろいろ作ってこのレシピにたどり着きました。簡単、手軽にできるのでぜひ試してみてほしいです。
ベジタブルクルマ
じゃがいも、いんげん、ニンジンを使ったクリーミーで野菜盛りだくさんのカレー。スパイスから作るので、添加物を気にしなくて良いヘルシーなレシピです。
作り方
- サラダ油を鍋に熱し、クミンシードと鷹の爪を入れる。クミンシードと鷹の爪の周りに泡が出て、少し茶色になったらたまねぎを入れて、茶色になるまで炒める。
- にんにくとしょうがを加えて、よく混ぜ1分ほど炒める。
- トマト、塩とスパイスを入れて、弱火で炒める。
- トマトの形がなくなり、ソースのような仕上がりが目標!たまねぎの旨味が大事なのでここはがんばって強火にし過ぎず火を通しましょう。
- カレーソースを煮ている間に野菜を耐熱容器に入れてレンジで加熱する。調理時間はレンジによるけど、ニンジンが柔らかくなるまで調理する。うちの場合は、600Wで7分ほど。
- カレーソースをハンドブレンダー にかける。
- 柔らかくなった野菜をカレーの鍋に入れ、よく混ぜる。蓋をして、さらに5分ほど調理する。
- ココナッツミルクを入れ、沸騰直線で火を止めるて出来上がり。
Notes
- ビーガンでない場合は、生クリームを使ってもおいしくできます。
- 野菜は時短のためにレンジを使います。レンジを使わない時は、ハンドブレンダー でカレーを滑らかにした後の調理時間を15分に(野菜が柔らかくなるまで)
- トマトはできれば、フレッシュなものがを使うのがベストですが思い立った時、冷蔵庫にトマトがないなんてことも。そんな時は缶のカットトマトで代用してもOK。というか、そうやって作ってしまうことがありますがそれでも美味しいカレーはできます。
- ココナッツミルクも生クリームもない、しかしヨーグルトはある!というときはヨーグルト100mlと水100mlを使用したりすることもあります。