先月、今帰仁(沖縄北部)に住む知人宅のティーパーティーに行ってきました。甘いものが大好きな私にとって、お茶会、ティーパーティーなんてもう最高です。スコーンに、バナナケーキ、マフィンに紅茶。その日は、夕ご飯もいらないくらい食べて、満足満足。本当にごちそうになりました。
そのパーティーで1番すばらしかったのは、キャロットケーキ!しばらく食べていなかったけど、シナモンの効いたキャロットケーキが本当においしかった。帰ってからも、おいしさの余韻に浸り、翌日にはもう一回食べたいなーと思っていました。
でも、また作ってくれ〜とは言えないし、キャロットケーキってそういえばケーキ屋さんであまり見かけない。 じゃ、やっぱり自分で作るか。ということで、作ってみました。
とは言っても、満足できるレシピにたどり着くまでちょっと時間がかかった。重すぎたり、甘すぎたり。あとは、新しいオーブンの温度調整に思いのほか手間取った?
やはりケーキ作りもサイエンスですね。
そして、最終的なレシピができるまで、結局毎週のようにキャロットケーキを焼く私。人参を何本シリシリにしたことか。(沖縄では細くおろしたものをシリシリというのです☺️)
ニンジンは、中世の時代からスイーツに使われてきた。この時代は甘味料は希少で高価であり、野菜の中でテンサイに次いで糖分を多く含むニンジンは入手しやすく、デザートを作るのに用いられた[2]。第二次世界大戦中の配給制のせいで、当時のイギリスでキャロットケーキの人気が復活した[3]。
キャロットケーキは1960年代初めのアメリカ合衆国において、レストランやカフェテリア等で初めて商業的に販売された。最初は贈答用であったが、人々が好んだため、キャロットケーキは標準的なデザートとなった。2005年、アメリカのフード・ネットワークは、クリームチーズでアイシングしたキャロットケーキを1970年代の流行食トップ5の第5位とした。
Wikipedia キャロットケーキより
ウィキペディアにもあるようにキャロットケーキはアメリカで特に人気なようで、検索するとアメリカのレシピがたくさん出てくる。
でも、分量が多すぎる。そして、そのままつくると、とっても甘い。
これも違う、あれも違うと何回も何回も、いろんなレシピを試して、これが自分にはちょうどいいなという分量にやっとたどり着いたのがこのレシピ。早速忘れないように記録したいと思います。
追記:懲りずに他のレシピも試して、ふっくら系のキャロットケーキレシピも作ってみました。個人的にはこちらのほうが好みかも。
しっとりキャロットケーキ
道具
作り方
- オーブンは170度で予熱しておく。
- スポンジがきれいに取り出せるよう、ケーキ型にオイルを塗っておく。
- クッキングシートを写真のように折って、円型に切る。
- クッキングシートをケーキ型の底に敷く。周りにオイルを塗って、底にクッキングシートを敷くだけで簡単にスポンジが取り出せます。
ドライグループ
- 粉グループをボールに入れて、泡立て器を使って混ぜる。
ウエットグループ
- 分量のオイルをボールに入れ、砂糖を加えよく混ぜる。
- 卵も加えて、泡立て器でよく混ぜ合わせる。
- 液体グループに粉グループを混ぜる
- ニンジンを投入!
- 型に入れて、オーブンへ。45-50分ほど。自宅のオーブンの癖によって調整してください。
クリームチーズフロスティング
- 材料をすべてボールに入れて、泡立て器で滑らかになるまで混ぜる。
仕上げ
- スポンジができたら型から出して冷まし、クリームチーズフロスティングをのせて出来上がり。
Notes
- くるみを荒く刻んだものや、レーズンを入れてもおいしい。
- 好みでカルダモンパウダーやおろし生姜を少し入れるとスパイスの効いた味に。でも、スパイスが嫌いな小さな子供には注意!
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