新型肺炎がトップニュースのこの頃、全国版ではあまり取り上げられることはないけれど、沖縄では豚コレラが発生し、多くの豚が殺傷処分になっています。
うちの近くにもいくつか養豚場があり、豚コレラが発生して間もなく、小屋周辺に消毒用の消石灰が撒かれていました。毎日のようにこの小屋の前を通りますが、暑い夏も、寒い日も小屋の外にいる豚を見かけることはありません。外で散歩することもなく、日の光に当たることもなく、ずーっと小屋で飼育されているんだなーと思います。
田舎に住んでいると、養豚場や養鶏場が近くにあり、普段スーパーで切り売りされている”食肉”がどこからきているのかを間近に感じることができる。そして、その動物たちの命を思うと、現実を直視してない自分というか、矛盾している自分がいることに気付かされます。
悪臭を避けるため、子供達は養豚場の前を通る前に車の窓を閉めることを覚えました。でも、豚ってそういうものなのでしょうか。豚=臭いって思いがちだけど、昔東村にある農場に放牧されているアグー豚たちを見に行ったとき、そんな匂いしなかった。
密集した場所で飼育されて、食事も排泄もそこですれば、人間だって病気になりやすくなるし、臭くもなるはず。豚にとっては、食肉でも、処分されても、殺されてしまうことは一緒なんじゃないかな?
せっかく、”養豚されたんだから美味しく食べてもらいたい”なんて思っている豚はいないよね。きっと。?
矛盾しているな自分って思ってしまうニュース。豚にとっては食肉も殺処分も一緒だよね。
響き渡る豚たちの鳴き声、白い防護服…処分急ぐ作業員「心痛む」 沖縄で豚コレラ – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース https://t.co/7HHyTQ9j5E
— はるさー (@haruser70) March 7, 2020