もくじ
満足できるヴィーガンバーガーに欠かせないのはなんといっても美味しいバンズ。
美味しいバンズを使うとバーガー全体の完成度が一気に上がります。
ヴィーガンバーガー作りにおいて、バンズがどれだけ大事かというとパティ4:バンズ4:その他2くらいの割合だと思っています。そう、間違いなくパティと同じくらい大事。つまり、ヴィーガンパーガーで大切なのはパティの圧倒的な存在感よりも全体的な味のバランスなのです。
その他の2には、なにが入っているかというとヴィーガンマヨネーズ、ケチャップやマスタードなどです。あと、ピクルスも大事。こういった脇役のソースと美味しいバンズを使うことで全体的な”おいしい”のバランスがとれて、食べた時にジャンキーで満足できる味に仕上がるのです。

ヴィーガンバーガーを作り始めた当初は、実は私もいかに美味しいパティを作るかということにばかり集中していました。でも、徐々においしいパティが作れるようになってくると、スーパーで買っているバンズのパサパサした食感が気になるようになりました。
サイズも少し小さめだしなんか物足りない。
ガツーンとしたバーガーにはやっぱりもう少し大きめで厚みのあるバンズがほしい!
と思いある時、家でバンズを作ってみました。そして時食べたバーガーのおいしかったこと。
それ以来、スーパーのバンズでは満足できなくなりヴィーガンバーガーを作ろう!と思ったらまず前日に黒豆を浸水させ、当日の朝バンズを仕込む、というのが流れになっています。
作り置きをして手間を減らす
実は、バンズもパティも一度作ったら冷凍庫で保存ができるので多めに作って置けば次回はバンズとパティを焼くだけでおいしいヴィーガンバーガーが楽しめます。
すべてを毎回手作りすると結構面倒ですよね。豆は浸水しなくちゃいけないし、バンズは発酵が必要だし。そのため、私がお勧めするのは多めに作って冷凍保存する方法。
バンズを美味しく冷凍保存、解凍するコツ
パティは冷凍パウチに入れて、平らにして冷凍します。薄く平べったくすることで必要な分量分を割って使うことができます。昼に食べるなら朝冷凍庫から出しておく。夜食べるなら朝冷蔵庫に移動しておくのがよいです。
バンズは、すでに焼いたものを冷凍パウチに入れて保存します。おいしく保存するためにはラップで一つずつ包んで個々にラップされたバンズを冷凍パウチに入れて保存する方がよいと思います。こうすることで、空気が入りにくくなって霜を防ぐことができます。
解凍はまずは30分〜1時間ほど自然解凍をして、表面を少し霧吹きなどで濡らしてから温めます。トースターなら900Wで3-4分。オーブンなら170度で5分ほど焼きます。

ヴィーガンバンズ
作り方
- ボールに強力粉、砂糖、塩とドライイーストを入れてよく混ぜ合わせる。
- 混ぜた粉の真ん中に窪みを作って、豆乳と水を入れてよく混ぜる。
- パンの表面にハリと弾力が出るまで10分ほど捏ねてはまとめてを続ける。ホームベーカリーがあったらこねるコースを選択。
1次発酵
- 濡れふきんかキッチンクロスをかぶせて1時間ほど発酵させる。発酵後は2倍ほどに膨らみます。ホームベーカリーがあったら発酵コースを選択
- 1次発酵の後、生地を押して大きな気泡を出しガス抜きをする。
ベンチタイム
- 生地を4等分にしてボール型に成形して、ベンチタイムで45分ほど休ませる。休ませることで表面が乾燥しないようにふきんでカバーしておきましょう。ベンチタイムの間も発酵は進むので生地は間隔をあけるようにします。
- バンズは、一度4等分して丸めたら成形がいらないのでベンチタイムが終わったらいよいよ焼いていきます。生地の表面にブラシでミルクを塗って、お好みでゴマを散らす。
- オーブンを200℃に設定して15分焼く。