ビリヤニとは、インドやパキスタンの炊き込みまぜごはんのこと。
私が最初に食べた時は、スパイスが効いたインド風チャーハンか?と思いました。野菜とスパイスがいい感じに混ざりあって、まさに私好みの一品。渡英した直後、イギリスで親しまれているインド料理のおいしさに目覚めたころで、こんなご飯ものもあるんだと感動したことを覚えています。
この時は、ロンドンのKingsburyに住んでいるインド人の友達に、インド人もおいしいと認めるインドレストランでごはんを食べてみたい!とお願いして彼行きつけのお店に連れて行ってもらいました。実際、お店に入ってあたりを見回すと、南アジア系のお客さんしかいない。(特にインドとパキスタン)
これって、日本人も認めるロンドンのおいしい日本食レストランみたいな感じなんじゃない?!とおいしいレストランを紹介してくれた友達に感謝。当時結婚したばかりの友達は、かわいくてシャイな奥さんを連れてきてくれて、これもまた新鮮でした。
そんなかれこれ15年近くも前のことを思い出したのは、パキスタン出身の同僚がポットラックパーティー(Potluck party)でチキンビリヤニを持ってくれたのがきっかけ。彼女の持ってきた特大サイズのお弁当箱にいっぱい入ったビリアニを見て、そういえばベジタリアン・ビリアニを最近食べてないことに気が付きました。
んだば、自分で作るべか?
今回のレシピは、昔行ったインド料理教室で作ったレシピがもとになっています。基本、具になる野菜はさやいんげん、人参やじゃがいもなどですが、急に思い立って作るときは冷凍の野菜ミックスをつかったり、カリフラワーが手に入れば入れたりしています。
鍋一つでできるのも魅力なこのレシピの魅力です。
ベジタブル・ビリヤニ
鍋一つでできる簡単インドの混ぜご飯
作り方
- バスマティライスは軽く洗ってざるにあげておく。
- 野菜を全て切る。
- 鍋に油を熱して、スパイス(ホール)を入れる
- スパイスの周りに泡が出て、香りが出始めたらたまねぎを加え、きつね色になるまで炒める
- おろしニンニクとしょうがを加えてさらに3分ほど炒める
- トマト、じゃがいも、さやいんげん、にんじん、ヨーグルトとガラムマサラを加えてトマトが崩れるまで炒め、ソースを作る
- よく混ざったら塩を入れる。ソースを味見して、そのままで食べたら少ししょっぱいくらいが丁度よい
- 鍋にお米を加える。お米をソースの上に敷き詰めたら、2合分の水を鍋の周りから流し入れ、蓋をし3分ほど中火で加熱する。経験からして、加えた水はお米の高さとほぼ一緒。鍋の淵にちょっとお水が見るくらい。
- 弱火にして13分ほど調理し、火を消してさらに15分蓋を開けないで蒸らす。
- 蓋を開けて、しゃもじでやさしくお米を混ぜたら出来上がり!
Notes
野菜は予めレンジで調理しておくと時短になります。