沖縄もいよいよ寒くなってきました。
今週は特に気温が低く、雨続き。暗くて寒いこの感じ、イギリスに住んでいた頃が懐かしくなります。
といっても、毎日ずーっとこんなんだと気持ちも滅入る訳で。どよーんとした天気に耐えられなくなり、その反動で沖縄に移住してきたと言っても過言ではありません。
沖縄の冬は短く、期間限定です。だから、うるさいあのセミの声からしばし解放されて、ぬくぬくほっこりできる季節がよりありがたく感じるのです。
さて、そんなときに決まって食べたくなるのがオーブン料理!
熱々のパイが食べたくて、ベジタリアン ウェリントンを作りました。パイ生地にフィレステーキを包んで包んで作る料理をビーフ ウェリントンと呼ぶのですがそのベジタリアンバージョンが今回のお料理です。
この料理、見た目はドーンとしてゴージャスなのに、結構簡単にできる。なぜなら、パイシートを買ってくれば、あとは中の野菜を準備するだけだから。
私は、このお料理よくクリスマスに作ります。野菜のフィリングを用意して、パイ生地に包めばあとはオーブンに入れて30-40分焼くだけなので手間がかからない。焼いている間に、ベジタリアングレイビー(ソース)や、付け合わせの野菜を蒸したりできるので、段取りも取りやすいのです。
今日は、雨の日でうち遊びだった子供達。割り箸クロスボウを一緒に作ってくれと、床の上で暴れる子供相手でも作れました。。?
今回のフィリングは、ほうれん草がメインでしたが、いろんな種類のキノコで作っても美味しいです。
おまけですが、これは子供用に作ったほうれん草フィリングにチーズを追加したもの。付け合わせの野菜がなくて喜んでいたけど、大丈夫。野菜はたっぷりパイの中に入っているから。?
ベジタリアン料理って、お肉のようにバーン!と目立つメインのイメージがあまりないけど、これは存在感バッチリのベジタリアン メイン料理です。
クリスマスに、サンデーランチに、フィリングをいろいろ変えて楽しめます。

ゴージャスなメイン料理 ベジタリアン ウェリントン
道具
作り方
- キノコとくるみをフードプロセッサー で細かくする。プロセッサーがなければ、キノコはみじん切り。くるみは細かく砕く。
- フライパンに油(分量外)を熱して、にんにくを加える。香りが出てきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。写真では白ネギの青い部分が残っていたので勿体なので入れてます。
- ほうれん草とパセリを加える。塩とこしょうで味を整えたら、日から下ろす。粗熱をとる。
- 2等分にしたうち、ひとつの冷凍パイシートに切れ目を入れる。
- 切れ目のない方のパイシートにじゃがいも、ほうれん草、じゃがいも、ほうれん草の順でフィリングを置く。
- 淵にとき卵をハケで塗って、切れ目の入っている方のパイシートをかぶせる。上下、端を合わせたらフォークを強めに押して端をくっつけていく。
- 全体にハケでとき卵を塗ってオーブンに。200度で30-40分くらい。きつね色になったら頃合いです。