マフィンが好きで、長年いろいろなマフィンを作ってきました。
分量を変えて、いろいろなバージョンを試して辿り着いたのがこの基本のヴィーガンマフィンレシピ。
特徴は、しっとりでふっくら。ポロポロしないマフィン。
マフィンはお気に入りのおやつで、毎週のように焼いています。余ったら冷凍することもできるので作り過ぎたら冷凍保存するのもおすすめ。
たまに職場や近所にお裾分けしたりもするのですが、レシピを教えて!と言われることもあります。社交辞令かもですが、、とってもうれしい。
実はヴィーガンマフィンなんだよーと伝えると、驚かれることもしばしば。確かに、私もヴィーガンに興味を持つまでは卵を使わないでマフィンが作れるなんて知らなかったし、ヴィーガンで美味しくできるのかな?と思っていました。
でも、卵なしでも、バターや牛乳を使わなくてもおいしいマフィンは作れるのです!
アレンジしていろいろなマフィンを作ろう
このレシピは、基本の生地なのでアレンジでバナナマッシュ、ブルーベリーやチョコレートを加えたりしていろんな種類のマフィンが作れます。
砂糖もグラニュー糖、粉黒糖、てん菜糖など好きなものを使ってください。それぞれ仕上がりに違いがあるので、試してみるとよいかと思います。私のお気に入りはグラニュー糖と粉黒糖を半分。もしくは100%粉黒糖を使ったマフィンです。
お気に入りのアレンジは、バナナマッシュ(2本分)に板チョコ1枚分を入れたマフィン。バナナの甘さがあるので、このときは砂糖の量を90g-100gくらいにします。この調整は、バナナの完熟度合いにもよります。バナナが完熟し過ぎてそのまま食べたくないくらい柔らかかったら、甘いので砂糖を少なめに。逆に、まだ完熟が進んでいない買ったばかりのバナナなら多めにします。
材料を3つのグループに分ける
ミルクグループ
豆乳をよく使いますが、ココナッツミルクや他の植物性ミルクでも大丈夫です。アップルヴィネガーをあらかじめ加えるとゆるいヨーグルトのようになります。
ドライグループ
マフィンを作る際は重曹はスキップするか入れてもほんの少量でよいかと思います。重曹・ベーキングソーダは生地が横に膨らみとしっとりさせる作用があります。でも、重曹の入った生地をマフィン型一杯まで入れて焼き上げると綺麗なマッシュルームに焼き上がりません。
カップケーキは、焼き上がった生地の上にアイシングやクリームをデコレーションするのでフラットに焼き上げる必要があります。そのため、生地は方の2/3くらいまで入れて焼き上げます。この場合は、形に影響がでないので重曹を入れてもOKです。
あらかじめふるいにかけておきます。
ウエットグループ
使用する油はキャノーラ油、ココナッツオイルなどがおすすめです。オリーブオイルでも大丈夫ですが製品によってオリーブオイルの香りが残ってしまいます。
砂糖は、グラニュー糖でもよいですが粉黒糖などを半分入れたりてんさい糖などを使ってもよいと思います。
基本のヴィーガンマフィン
材料
ミルクグループ
- 360 g 植物性ミルク (豆乳やココナッツミルクなど)
- 1 1/2 小さじ アップルヴィネガー
ドライグループ
- 240 g 中力粉 または薄力粉
- 2 1/2 大さじ 白玉粉 タピオカ粉 コーンスターチ いずれか
- 1 小さじ ベーキングパウダー
- 1/2 小さじ 重曹(ベーキングソーダ) カップケーキの場合は使う、マフィンの場合はなしか1/3
- 1/4 小さじ 塩
ウェットグループ
- 115 g キャノーラ油 (約127ml)
- 120 g 砂糖
- 1/2 小さじ バニラエッセンス
作り方
- ミルクグループを混ぜて、ヨーグルトっぽくなるまで放置する。10分くらい。
- ボールにミルクグループを入れ、オイル、砂糖、バニラエッセンスを混ぜる。
- ドライグループを加えて混ぜる。
- ボールにブルーベリー、バナナマッシュ、チョコレートなどを入れていろいろな種類のマフィンを作ってみてください。マフィン型プレートにマフィン紙カップを入れ、生地を流し込んだら180度で20分ほど焼く。
Notes
- 焼き上がったマフィンの上にクリームなどをトッピングする場合はデコレーションしやすいように、流し込む生地を2/3にする。
- 上記の分量のみだとマフィングラシン紙9号で9個分(3/4くらいまで流し込んで)。バナナ2本、板チョコ1枚を入れると9号で12個分(これも3/4)の生地ができます。
- 重曹(ベーキングソーダ)は生地が横にしっとりふっくら膨らむ効果があります。キノコのように上に膨らんでほしいときは重曹の量を減らすか、入れないで作ってみてください。